レーザー加工

【購入検討中の方向け】これまで購入したレーザー加工機について振り返る。

どうも、としさるです。

 

今回はこれまで私が購入して使用したことがあるレーザー加工機について改めて振り返ってみようと思います。その中でそれぞれのメリット、デメリットと感じた点についてもご紹介したいと思います。

 

 ~目次~

1.Snapmaker original (snapmaker製)
2.VG-L7 (VIGOTEC製)
3.Etcher Laser (smartDIYs製)

 

1.Snapmaker original (snapmaker製)

まず私が一番最初に購入したのはSnapmaker 3in1という加工機です。こちらの最大の特徴は「3Dプリンター」と「CNC彫刻」、「レーザー彫刻」の3種類の加工を1台で行える点です。もともとは3Dプリンターを購入したいなと思い色々と探していたのですが、その時に偶然見つけたものがこれでした。

 

【👍メリットと感じた点】

・前述した通り、「3Dプリンター」と「CNC彫刻」、「レーザー彫刻」の3種類の加工がこれ1台で可能になる点。

・加工機を動かすための専用ソフトウェアがフリーでダウンロードでき、かつ日本語にも対応していて割と使いやすい点。

・海外メーカーだがサポート体制がしっかりしており、なにかトラブルがあった時に解決まで親身にフォローしてくれる点(ただし英語メールでのやり取りになる)

 

【👎デメリットと感じた点】

「3Dプリンター」と「CNC彫刻」、「レーザー彫刻」をそれぞれ切り替える際、モジュールの交換が必須になるがその交換が若干手間がかかる。

・レーザー彫刻は出力が「200mW」と低めで、追加オプションに「1600mW」のレーザーモジュールがあるが切断したいとなると出力不足感がある。(彫刻レベルなら問題なし)

・オプション品やサービスパーツ(修理交換品)を正規ショップで購入すると個人輸入になるため税金を支払う手間が生じる。また納期がやや遅めのケースがある。

 

 

 

 

2.VG-L7 (VIGOTEC製)

次に購入したのがVG-07という中華レーザー加工機です。こちらはシンプルにレーザー加工のみできます。ラクマで3万弱で販売されており、購入してしばらく使用していました。

 

【👍メリットと感じた点】

価格が安い(新品でも3万円前後)のため比較的購入しやすい。

・自身で組み立てる必要があるが部品点数も少なく構造もシンプルなので組立が楽

・MDF2.5mmボードくらいなら切断も可能。

 

【👎デメリットと感じた点】

レーザー出力20Wとして謳っているが、実際は5.5W程度の出力しかでていなそう。
→ラクマで購入したのだが前ユーザーが気になって
調べて見たところ↑程度の出力だったとのこと。

・専用ソフトのインターフェイスが若干分かりにくい。

・レーザーモジュールの基板がもろにむき出しで木材の加工をするとすぐ基板が汚れる。

・レーザーのパワーが安定しないケースが多いように感じた。
→同じ設定でも加工の繰り返し再現性が低い。

・アフターサービスがほぼ無いに等しく、トラブルが発生したら自分で対処するしかない。

 

 

 

3.Etcher Laser (smartDIYs製)

そして最後に購入したのが現在絶賛使用中のEtcher Laserになります。まだまだ使いこなせていませんが現時点での素直な感想です。正直これまで使用してきたものに比べて圧倒的に使いやすいためデメリットは無理やりひねり出した感じです^^;

 

【👍メリットと感じた点】

・完成品のため組立不要で購入してすぐに使用できる

・専用ソフトはフリー且つ使い勝手が抜群。
→最初に購入したsnapmakerよりも断然使いやすいと感じました。

・彫刻も切断も連続して加工可能。

国産メーカーのためアフターサービスに期待できそう。

・ユーザーフォーラムで日本語でのやり取りができ、加工における悩みをクリアにできる。

 

【👎デメリットと感じた点】

・金額が高い。(タイプにもよるが高いものは10万円以上)

・デフォルトでついている排気ファンが弱め。

 

 

以上、私がこれまで使用したことのあるレーザー加工機のメリット・デメリットを簡単にご紹介いたしました。購入の際はそれぞれのメリット・デメリットをよく調べてご自分がしたいことが問題なくできるか、対応可能かをご理解いただいた上でご購入くださいね。
もし今回ご紹介した機種について、なにか質問がありましたら遠慮なく「お問い合わせ」から質問いただければ必ずご返信いたします。

 

 

それではまた!