3Dプリンター

プラレールのレール連結部を3Dプリンターで補修してみた。

どうも、としさるです。

最近実家の母が私がこどもの頃遊んでいたプラレール一式を実家から
持ってきてくれ、2歳になった息子がよく遊んでおります。
(20年前のプラレールが残っていた実家にびっくりですが。。。)

ただ元々結構レール連結部のオス側が割れて片方しかなくなった
レールがめちゃめちゃ多かったんですよね~

▼見事に連結部が半分なくなったレール

母曰く、私と弟がひたすら組んでばらしてを繰り返していたら
割れてしまい、瞬間接着剤で修理していたとか…
ワイルドに遊んでしまい申し訳ないと思いつつ、どこの子供も
そんなものではないでしょうか??
現に今私の息子もすでに3本レールを破壊しました( ´∀` )

そんなこんなでこの破損したレールを修復してみようと
思い付き、こんな感じの3DモデルをFUSION360で作成しました。


結構ネットでも検索してみましたが、プラ板で欠損部を作ったり
パテで埋めたりしている方のブログは拝見しましたが、3Dプリンターで
こういった補修をしている記事が意外に見つかりませんでした。

このモデル図の寸法については現物を測定してそれに合わせた
モデリングをしました。
※FUSION360でのモデリングについては割愛します。

このSTLデータを出力して3Dプリンター「Ender3 V2」で
出力した結果がこちらです。

 

 

 

 

 

とりあえず1セット出力してテストしてみていけそうだったので
一気に9セット分作りました!

今回のコンセプトは、レールの両面から挟み込むように
連結部を設け、耐久性が高まるようなイメージで作りました。

出力されたパーツを一個ずつばらし、レールの破折部をきれいに
クラフトのこぎりや紙やすりで整えてからはめ込んでいきます。
するとこんな感じに仕上がります。

あとはばらけないように瞬間接着剤で接着してから完全に
硬化するのを待ち、相手側のレールにはめてみます!

こんな感じでバッチリいけました!!

治ったレールを息子に渡したら「すごいねー!」と
褒めてもらい、うれしい気持ちになった土日でございました。

レール自体も3Dプリンターで作ることはできますが、
あえて既存を修理して使うというのもエコでいいですよね!

あとは実際に遊んでみて耐久性がどこまでもつのか・・・
引き続き確認していきたいと思います(^^)

以上、最後まで閲覧いただきありがとうございました。