レーザー加工

Etcher Laserで切り絵を作ってみた。繊細な加工も可能!

どうも、としさるです。

 

これまでレーザー加工機でいろいろとつくって見ましたが、改めて振り返ってみるとすべてMDF板(厚さ2.5mm)のついてのみ加工していました。以前1810mm×910mmのMDF板を購入して材料がとんでもなく余っていたからですが。。。

 

ということで今回は違うものでレーザー加工機を使用してなにか作ってみようと思い、以前購入した色画用紙の余りで切り絵を作ってみました!完成品したものはこんな感じ↓です。額縁は家にある余っていたものに入れてみました。

 


▼完成した切り絵

 

今回の加工に使用した材料、パラメータを参考までに記載しておきます。


~参考パラメータ~

※木、女の子、りんごそれぞれを個別に加工しましたがパラメータはすべて共通です。

・素材    →色画用紙(100円ショップで購入)
・加工スピード→1000mm/min
・パワー   →100%(出力3.5W)
・加工回数  →1回

 

 

いかがでしょうか?切断が完成したものを見て思いの外細かいところまできれいにカットできていて非常に驚きました。本当にすごいです!特に木の枝と葉っぱの感じなんか見事だと思います。このレベルを素手で作るのはかなり時間がかかりそうですよね。。Etcher Laserであればこんな複雑な細かく複雑なものでも数分で加工することができます。(コーヒーを入れている間に出来上がってました笑)

 


▼カットした直後の木の様子

女の子の服のひらひら感や全身のシルエットも良い感じで味がでていると思います!またこの女の子に持たせたりんごなのですが、実際の寸法は2mm×2mm程度で非常に小さいです。加工に使用したデータは下の画像になります。

 


▼女の子とりんごのアップ

▼りんごの加工データ

 

このりんごと女の子は別々に加工したのですが、どちらも切断自体はあっという間(ほんの数秒)で終わりました。ただりんごが上記の通りとても小さく風で飛んでしまったので改めて作り直しました。^^;
そういった点も木と違って軽いので注意しないといけませんね!

 

今回の加工については「複雑に入り組んでいる木」と「比較的シンプルな女の子とりんご」をそれぞれ作成してみました。またよく切り絵というと一筆書きのようにつながっているものがイメージにありますがそんなものを加工するのも十分いけそうでした。(というかもう既にもっとハイクオリティなものを作っておられる方が大勢いらっしゃるかと思います^^;)

 

また今回の加工にあたり、Inkscapeの「ビットマップのトレース」という機能を使用して、pngデータから切断用のSVGデータを作成したのですが備忘録も兼ねてこのデータの作り方も後ほど記事にしたいと思います。他にもこれまでInkscapeの機能を使用していろいろとデータ作成をしてきましたが、その都度わからないなりに自分で調べてきたことで何となく使い方は分かってきましたので、特にEtcher Laserを使用するにあたって必要なデータの作り方や機能についても記事にしていけたらなぁと思います!

 

それではまた!